システム開発運用のKIです。

 

趣味の開発として、Alexaアプリを作ってみました。

細かな作業手順解説や問題解決方法は、既に先駆者の方々による記事が多数あるのでこちらでは省略させていただきます。

解説記事でもないのになぜアプリ開発なんて?なんのために?と疑問に思われる方もいるでしょう。

先ほども書いた通り、趣味です。

 

もう少し格好つけて書くと…

日々の業務でも新たな技術、新たな知識に触れることはありますが限定的です。

業務の役に立つ、役に立たない、には拘らず、新しい事を常に学び続け、新たな技術、新たな知識に触れることで

自分の技術者としての視界、上限、終着点を少しでも広げることができれば、と思っての事です。

あとは何より、今までなかったものが自分の手で形になるというのは楽しいものです。

 

では早速とりかかっていきましょう。

Amazon開発者ポータル

https://developer.amazon.com/ja/

まずはAmazon開発者ポータルにアクセスしてログインします。

通常のお買い物アカウントとは別で、開発者アカウントとしてのログインが必要になります。

アカウント登録は必要ですが、別途追加費用等は発生しません。

趣味のお試し開発を行うには助かりますね。

 

 

ログインできればすぐにスキルの作成が行えるようになります。

「スキル作成」ボタンから、新規スキルの作成を開始します。

 

 

今回作ったスキルの呼び出し名は「作ってみよう」です。

いくら「細かな解説はしない」とはいえ、初見の方には『呼び出し名ってなんやねん』だと思います。

私も作業しながら「なんやねんこれ」状態でした。

スキルが一応形になった今ではこれが理解できるようになりました。

後ほど簡単な説明をしますので、しばらくは当時の私と同じように「なんやねん」に付き合ってください。

 

 

次に作るのはカスタムインテント。

ここでは「CheckStatus」としました。

 

そしてサンプル発話。

設定は「どんな感じ」にしました。

 

 

そして簡単なコーディング。

先ほど名前をつけた「CheckStatus」を作成していきます。

 

詳細を省いて簡略化しているとはいえ、やることはこれだけです。

もうAlexaアプリが形になりました。

 

では簡単に「スキル名」「カスタムインテント」「サンプル発話」について説明します。

AlexaアプリはAlexaとの会話によって動作する仕組みです。

 

会話内容のイメージはこんな感じです。

自分「Alexa」

Alexa「はい」

自分「作ってみよう」

Alexa「どんな感じか答えます」

自分「どんな感じ」

Alexa「いい感じです。」

 

 

これらがそれぞれ「スキル名」「カスタムインテント」「サンプル発話」に関連してきます。

 

自分「Alexa」 ←Alexaを起動

Alexa「はい」

自分「作ってみよう」 ←作ったスキル「作ってみよう」を起動する(スキル名)

Alexa「どんな感じか答えます」 ←「作ってみよう」の初期処理として、スキル内容の説明を行う

自分「どんな感じ」 ←「作ってみよう」の中の『CheckStatus』を起動するための単語(サンプル発話)

Alexa「いい感じです。」 ←カスタムインテント『CheckStatus』が動作し、結果を返す。

 

 

こう書いてしまうと何てことないんですが、作っている最中は「なんのこっちゃ」でした。

冒頭にも書いた通り、Alexa内の動作を理解しても日常業務で役に立つわけではないです。

ただ、

自分の作ったアプリで「すごくいい感じです」って答えてもらうとちょっとニヤニヤしてしまいます。

 

なんのしがらみもない趣味アプリ開発、楽しいですよ。